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第19回 拒絶理由通知から
2022/07/15
請求項1を補正してその余の請求項における発明特定事項を請求項1に加えても、依然として当業者にとって引用例1から自明である。
翻訳例
If claim 1 is amended to incorporate therein the specific features specified in the remaining claims, such an amended claim will still remain obvious from Reference 1."
解説
今は存在しない将来の補正クレームに対して、クレーム2以下のクレームを組み合わせてどのように限定しても進歩性がないといっているので、”will still remain”となる。”will”の代わりに”would”でも文法的には可能だが、場合によっては補正後のクレームは引例1から「自明でない」かもしれないというニュアンスが含まれ、審査官の言わんとすることから少し外れる。