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第26回 拒絶理由通知から
2022/11/01
請求項10には、「請求項5及び6に記載の装置」との記載があるが、他の複数の先行請求項を択一的に引用する場合には、「及び」ではなく、「または」とすべきである。
翻訳例
Claim 10 describes “The device according to claims 5 and 6”, but when a claim is alternatively dependent upon a plurality of preceding claims, the alternative dependency should be represented by the term “or” not “and”.
解説
“alternative dependency”を主語にすると明確になるし、簡潔に訳しやすい。