第59回 特許明細書の背景技術から抜粋(NEW)

2024/11/01

「【背景技術】【0002】アクチュエータは、互いに連結されたサーボモータおよび減速機を含んでいる。サーボモータのモータ軸には、プライマリエンコーダが連結されていて、モータ軸の一回転内のアブソリュート位置と、モータ軸の総回転回数とを検出している。同様に、減速機の出力軸には、セカンダリエンコーダが連結されていて、出力軸の一回転内のアブソリュート位置と、出力軸の総回転回数とを検出している。」









翻訳例

Actuators include a servo motor and a speed reducer that are connected to each other. A primary encoder is connected to a motor shaft of the servo motor for detecting an absolute position within one rotation of the motor shaft and the total number of rotations of the motor shaft. Likewise, a secondary encoder is connected to an output shaft of the speed reducer for detecting an absolute position within one rotation of the output shaft and the total number of rotations of the output shaft.





解説

上記和文は特許明細書の「背景技術」から引用したものであり、当該発明に関する一般的な情報であることは明白である。上記のように一般的な意味において特定の構成要素に言及する場合、一般的な英語の用法に従って複数形で表現する。例えば、果物について語る場合、“an apple is a fruit which...”とはせずに、“apples are fruits which...”と表現する。単数形でも誤りではないが、一般的な用語は複数形で言及するべきである。



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